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イージス艦船漁船衝突事件

イージス艦漁船衝突事件
想起した佐世保での米海軍による漁船当て逃げ事件
報道に接したとき、1994年佐世保湾で米海軍漁船当て逃げ事件のことが脳裏をよぎりました。無灯火で航行していた米海軍フリント艇が、漁を終え魚市場に出荷するために佐世保市の漁師夫妻の乗っている漁船を大破させ、当て逃げした事件でした。不幸中の幸いではあったが漁師は負傷はしたものの命を失うことありませんでした。
しかし、今回の被害者親子二人は、いまなお仲間の必死の捜索にもかかわらず行方不明のままです。家族や仲間の皆さんの思いはいかばかりかと胸が痛みます。
自衛隊と防衛省に三つの怒り
1、起こさなくてよかった事故
伝えられている報道から判断すれば、イージス艦の側に、注意義務をおこたり、回避義務を果たさなかった重大な責任があることは非常に明瞭(めいりょう)であり、強く抗議したい。
2、なぜすぐに救出と捜索にあたらなかったのか
イージス艦は、事故を起こしたときなぜ直ちに救出と捜索行動に全力を尽くさなかったのかという怒りです。事故を起こしたことは覚知できたはず。乗船者がどうなったのか、その思いに立ち、イージス艦の乗員、持っている装備(ボートなど)などをフルに活用し捜索をおこなわなかったのか、直ちにこうした行動をおこなえば行方不明にはならなかったのではないのか。
事故連絡が関係機関に遅れたことだけが問題になっていますが、事故直後救出・捜索のために「あたご」がどんなことをしたのか知りたいと思っているのは私だけではないでしょう。
3、海自のうそと隠蔽を許してはならない
早くも海自・防衛省のうそが明らかになりました。現在の海自・防衛省だけの証言だけでは真相解明はおぼつかないと断言できます。徹底した残された物的証拠からの科学的検証こそが求められています。
なだしお事件のときのような「航海日誌の改ざん」までおこなった海自です。起こさなくてよい事故を起こし、即座の救出もせず、そのうえ事故の真相隠しまでおこなう海自・防衛省には限りない怒りを覚えます。
4、志位委員長の指摘「一番の問題は、この軍港が米海軍の空母の母港になっているということだ。しかも今年から通常型空母から原子力空母に置き換えられようとしている。そして、この空母を守るために、日本の護衛艦、イージス艦がいる。まずは空母の母港化をやめさせること、ましてや原子力空母の母港化はやめさせるということが喫緊の重要な課題となっていると思う。」と日本共産党の志位委員長は指摘しているが、佐世保には空母の準母港といわれるぐらい空母の寄港が頻繁になっているし、イージス艦はもうすでに2隻も配備されており、さらにもい1隻も追加配備されようとしているだけに重い指摘です。

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