
原水協、平和委員会の仲間約30人が軍事パレードに抗議しました。抗議する市民の前に制服自衛官がいっせいに立ちはだかりました。異様な光景になりました。「軍隊」とは、いざという時には、国民弾圧するものだと教えてくれました。
18日の軍事パレードに抗議して以下のような訴えを行いました。
街頭宣伝の訴えの要旨
相浦西部普通科連隊、有事即応特殊部隊が完全武装したまま行進します。軍事パレードです。
戦争するその姿をそのまま、市民生活のどまんなかにもちこもうというのです。
二度と戦争しない、したくない、これは多くの市民の願いです。
だから憲法9条まもりたい、これが市民の願いです。
昨年は、銃乱射事件がこの佐世保で起こりました。全国に衝撃が起こりました。大切な市民の命が奪われました。二度とこんな命を奪う事件など起こしてもらいたくない、これが市民の願いです。
銃を持ったまま、たくさんの人間集団が、のどかな平穏な市民生活のどまんなかを行進するとは何ごとでしょうか。
平和を願う、安全安心を願う市民への挑戦、威嚇そのものです。
なぜ、完全武装のままの行進なのか。その目的、狙いはどこにあるのか。中止を求めたとき、自衛隊幹部は、はっきりと答えました。自衛隊のそのままの姿を見てもらい、市民に理解してもらうためだ。戦争する自衛隊の姿を理解せよというのです。
では自衛隊のありのままの姿とは、いったいどういうものか。
専守防衛の建前をかなぐり捨てました。海外派兵を本来任務に位置付けました。
防衛庁から防衛省への格上げを行いました。
自衛隊を軍隊に変える憲法改悪法案を準備しました。
海外でアメリカと一緒に戦争するために、アメリカ本土に渡り、海兵隊の軍事指導のもとに軍事訓練を積み重ねています。
佐世保に寄港した原子力空母部隊と日米合同の軍事訓練を行ってきました。
いずれもアメリカの軍隊の一部になって、補完部隊として、戦争準備を着々と行っているのが、今の自衛隊のありのままの姿です。この姿を市民に理解してもらおうというのが軍事パレードの狙いなのです。
自国日本を守るためではなく、イラク戦争、アフガン報復戦争、こうしたアメリカの戦争に一緒に戦う自衛隊を認めろというのです。憲法9条を変えて、自衛隊を軍隊として認めろと国民に迫ろうというのです。
自衛隊のイラク派兵は、憲法にも反する、イラク特措法にも反すると名古屋高等裁判所は判決を下しました。この判決は司法の判断として確定したのです。
これに対して。自衛隊幹部は「そんなのかんけーねー」と裁判の判決をも無視するという態度をとりました。憲法も法律も関係ないとするなら、凶悪な暴力集団そのものではありませんか。これを認めることなど断じてできるものではありません。
海上自衛隊の特殊部隊が、15人と格闘訓練させ死亡させる事件が発生させました。
国会では、テロ給油法案を再延長して、海外派兵を続行させようとしています。
戦争でテロが解決できなかったことは、この7年間の戦争ではっきりしてきました。罪のないイラクやアフガンの子供たちの命を奪い続けてきました。この戦争支援が、テロ給油法案です。これにとどまらず、陸上にも自衛隊を派遣させ、アメリカの戦争支援を行おう、その準備が整っていることを誇示するのが陸自の軍事パレードです。