
これが米軍基地警護の皮切りか?写真は05年2月10日、記事は当日の山下千秋のHP
大村陸上自衛隊が弓張岳山頂の佐世保市が管理する公園内で無許可で無線訓練を 2月10日強行しました。午後1時ごろ、通常車両など立ち入りできない山頂付近の公園内に迷彩色施した通信用特殊車両が入り込んでいました。車両はアンテナを高く張り出し、2人の自衛隊員がなにやら待機している風でした。もう一人は車両付近に立っていました。観光スポットそのものなので誰もが異様な光景にいぶかしげな表情をしていました。
「何をしているのですか」と一人に聞くと「防災訓練だ」とこたえました。
市公園課に問い合わせすると、「駐車場に車を駐車させる。人員は 2人。10日午前8時から15時まで『無線訓練を行う』という届出は電話で大村陸自からあっている」とのこと。しかし「当該箇所は許可なしには使用できない。明らかに無許可使用になる。事実確認して厳重に抗議する」とのことでした。
日本共産党山下千秋市議が佐世保市消防局に「今日、防災訓練行っているのか」と問い合わせやりましたが、「やっていない。それは自衛隊独自の訓練でしょう」とのことでした。対外的には防災訓練、内実は無線通信軍事訓練そのもの。観光スポットのところで、法令も無視して軍事訓練を強行する現実は、国民保護法制具体化が新たな段階に入っていることを示しています。
08年11月17日、日米共同の基地警護訓練はじまる
今年で3回目というから、06年が第一回目となります。今回は17日から20日までの4日間。米軍基地に海と空から不審者がしたという想定で、陸自からは第16普通科連隊(大村市、高田祐一連隊長)、米海軍からは基地警備部などから計540人が参加するという本格的なもの。訓練開始式だけ公開で、あとは警備上の理由で非公開とのことです。
報道によれば、式で、マーテイン基地司令官は「互いの知識、技術を共有することでさらに兵力が高まる」と述べ、高田連隊長は「実効性のある対処ができるように、新たな課題の発見と解決策の案出に努めたい」とあいさつしたといいます。
2001年テロ直後アフガン報復戦争開始直後、米軍基地警護を可能にした自衛隊法「改正」にそって、最初は控えめに、以後いよいよ本格的な共同訓練へとなし崩し的に拡大強化していくさまがよくわかります。
航空自衛隊も空母航空機部隊との初の共同訓練に踏み切る
原子力空母ワシントンも参加した日米共同訓練では、航空自衛隊と空母航空機部隊との初めての訓練が行われるという、NHK報道が今朝流れていました。着々と米軍といつでも一緒に武力行使できる作戦能力が培われているのだなと思いました。