米兵が銃弾3300発を佐世保港内に投棄。真相は分かっていない。

写真は前畑弾薬庫正面ゲート、米兵はいとも簡単に大量の銃弾をここに持ち込み、さらにまた持ち出すことができたのか。
米兵が銃弾3300発を佐世保港内に投棄
7日、驚くべき事件が報道されました。伝えられている事件の概要はつぎのとおり。
事件の発生。
10月27日未明。米軍水兵が港内の米軍提供水域内に、散弾約3000発、ライフル弾300発を投棄した。場所は針尾、前畑、赤崎の三地区。車で回り岸からビニール袋に入れて捨てた。大部分が針尾。
31日に水兵本人が認めたが、動機や詳しい経緯などを米軍が捜査している。
事件に対する対応
米軍は、31日、1日に回収したが、基地担当広報は「弾薬は訓練用で有毒性は少ない。全弾回収したと考えるが、まだ捜索している」としている。
米軍は、31日に、日本側(九州防衛局、佐世保市基地政策局)に連絡している。
連絡を受けた日本側は、報道がスクープされるまで公表しなかった。
これに対し、九州防衛局は、「原則的には米軍が公表すべきことだが、制限水域内とはいえ弾薬の冬季は重大な問題であり公表すべきだった。今後は再発防止と速やかな公表を米軍に求めたい」としている。
佐世保市基地政策局は、「環境への影響はないと聞いているが、弾薬の管理は基本であり徹底してほしい」と基地側に要請した。
一方、投棄の事実をすぐ公表しなかったことについては、「国、米軍とも積極的に公表しないということだった。市民の安全、財産に影響ないと判断した」と説明している。
まずは、真相解明であろう。そのために日本の捜査権が発動されるべき。
疑問が多すぎる。
1、本当に単独犯なのか。
2、投棄した量はそれだけなのか。
3、どんな管理体制になっているのか。いつでも簡単にこれだけの銃弾が持ち出せるのか。
4、どうして、事件の発覚が把握されたのか。
5、管理台帳と実際の保管量のちがい、つまりきちんとした管理機能から事件が発覚したのか。
6、持ち出された量はどれだけで、回収されたのはどれだけなのか。全部回収したといいながら、まだ捜索しているという米軍基地のコメントは、何を示唆しているのか。
7、訓練用と実戦用とのちがいはどんなものか。
8、針尾から前畑、そして赤崎に回って捨てたとなっている。いったんは基地の外に持ち出し、また基地内に持ち込んでいることになる、そんなにずさんなのか。
また、いったんは国民生活の中に持ち込んでいることになる。その時点で、銃刀法違反、火薬取締法違反の疑いが発生しているのではないのか。
8、こんな事例は、今回が初めてのことか。
米軍、政府、佐世保市の対応の問題
1、 なぜ、公表しなかったのか。米軍、政府は公表を控えるように佐世保に圧力を加えたのか。
2、 米軍は、なぜ真相を公表しないのか。
3、 政府は、なぜ、米軍と一体になって、佐世保市に圧力を加えたのか。
4、 警察に捜査権の発動を求めないのはなぜか。
5、 佐世保市は、なぜ、米軍、政府の言いなりに公表を控えたのか。
6、 弾薬の管理についても要請はやっているようだが、さまざまの問題をはらんでおり、公表しなかったということへの反省はあるのか。
7、 特に、米原潜ヒューストン放射能漏れ事故に関し、その改善点の一つとして、「速やかな連絡」を確認したばかり。