
動かしようのない09年度決算数値
石木ダム建設に固執する県と佐世保市です。最大の論拠が水不足だというのです。実態はどうか、動かしようのない事実、決算における業務量と行政のいう水需要推計値との関係をただしました。当局答弁によって以下のような事実が明らかになりました。
水需要推計値と決算値のかい離は一層広がるばかりです。当局は平成19年度には日量8万8195トンになるだろうと推計値を出しました。実際には8万4382トンでした。平成20年度は8万8639トンになるだろうと推計しました。実際には8万1216トンでした。平成21年度には8万9231トンになるだろうと推計しました。実際には7万9175トンにとどまりました。
その開きは19年度3813トン,20年度7423トン、21年度1万0056トンと広がってしまっています。水需要推計値にもとづいて、石木ダムの必要性が論じられているわけだが、その推計値がいかに根拠の薄いものであることを示している決算です。
その特徴は、毎年毎年広がっていること、その度合いが日量で1万トンを超えるほどひどいもの。1万トンと言えば、石木ダムに期待する日量が4万トンですから、その4分の1に相当するわけですからひどい違いです。
にもかかわらず、分析も見直しもやろうとしないのは誠実な態度といえません。
今必要なことは石木ダム建設ではなく、漏水対策です
平成21年度1日配水量決算値は7万9175トンです。ここから約1万トン漏水しています。市民が実際に使用しているのは、約6万9000トンです。安定水源7万7000トンあります。さらに川からの水源2万8500トンもあります。十分現在でも水源はある、今必要なのは石木ダムではなく、日量1万トンの漏水をどうなくすのかということが大切だということを示しているのが平成21年度決算ということです。9日の本会議でこのことを討論で明らかにしようと思っています。