装いを新たにした石木ダム必要論、すかさず反撃

石木ダム建設促進特別委員会での新たな「ごまかし理論」が展開
川久保水道局長は、用意周到にパワーポイント使って、石木ダム建設必要論を展開しました。この期に及んでです。
今まで再検証をしてきました。新規開発量日量4万トンということでした。水需要予測は日量最大配水量が11万7000トン。しかし安定水源は日量7万7000トンしかないからだ。と主張してきたのです。
これに対して、それはあまりに過大な水需要予測ではないか。事実平成19年、20年、21年、22年におけるかられの予測値と実績値は大きく乖離してきました。その予測値がいかに根拠のないものだったのか事実でもって検証されました。では本当に確保されている水源は日量7万7000トンしかないのか。そのほかに、不安定水源と呼ばれる水源から、日量2万1000トン取水実績があったのです。確保水源は9万8000トンというのが真実です。
再検証した理論が破綻したために、今度は、水源利用率、水源余裕率という概念を持ち出し、その数値が他都市に比較してどんなに低いのかと言い出しました。そのあげく、全国平均の水源利用率にまでもっていくためには、日量約6万8000トン、類似都市並にするためには、日量約5万5000トンの新規水源が必要だとまで述べたのです。
水源利用率とは、確保している水源推量が平均的な配水量で使われた場合、どの程度の割合で利用されているのかというものだそうです。
その数値は、(一日平均配水量)を(確保している水源水量)で割ったものです。
水道局は、(確保している水源水量)を持論の安定水源7万7000トンで計算しています。実際にはそのほかに取水実績のある日量2万1000トンを加えなくてはなりません。
その計算では。水源利用率は82,2%です。福岡市が83,8%、松山市が78,8%、高松市が73,5%ですから、まったく遜色ありません。
同様に水源余裕率にしても(93100-85660)÷85660=8.68%になります。福岡市5.9%、松山市13.4%と比較してもなんら異常な数値でも何でもありません。
この期に及んでの、新たな装いをこらしたまやかしの理屈をこねて石木ダム必要論を展開する水道局長に、石木ダム建設促進を願う議員たちは、100万の援軍を得たみたいな雰囲気になりました。私はこのまま黙っておきわけにはゆかない、許すかどうか分からないが、「委員長、委員外発言を」と申し出ました。
この虚構のからくりを明らかにしました。
再検証したはずの今までの新規開発量日量4万トンを5万トンに引き上げよといいたいのか。今までの主張してきた過大な水需要予測の破綻が明白なために、あらての石木ダム必要理論として水源利用率概念、水源余裕率概念を持ち出してきたのでしょう。
それでもポイントは、確保できている水源水量を安定水源7万7000トンとしか言わず、現実に取水実績のある日量2万1000トンを隠そうとするところから生じた矛盾です。