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2009年09月12日

これぞ陸自の真の姿、星条旗のもとの軍事パレード

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これぞ陸自の真の姿、星条旗のもとの軍事パレード
異様な光景

12日、陸自西部方面隊普通科連隊(特殊部隊)が、佐世保市内中心部商店街を完全武装して軍事パレードを強行しました。大きな星条旗(アメリカ国家の旗)の垂れ下がったもと、音楽隊を先導させ、迷彩服に小銃を携行した自衛隊員約200名が、物々しく行進しました、中心部アーケード街は、買い物客など市民のくつろぎの場です。そのなかでの先頭集団の武装軍事パレードは、まさに異様な光景となりました。

国民守はウソ、米軍補完部隊こそ真の姿
これに対し、佐世保原水協、平和委員会の仲間、約35人が、「陸自の完全武装軍事パレード反対」の横断幕を掲げ抗議行動を行いました。マイクを握った山下千秋原水協理事長は「国民を守るための訓練を行った姿を市民に見せたいというのは、大ウソ。米軍の補完部隊として、米軍と一緒に武力行使できる訓練を行い装備を備えているのが真の姿です。同時にここまで軍事能力も高めたのだから、一刻も早く海外で武力行使できるように憲法改悪を国民に迫る狙いをもった軍事パレードやめよの世論を広げましょう」と市民に呼びかけました。
代表らは、軍事パレードに対し、「武装軍事パレードやめよ」「子供に銃を見せるな」「憲法9条守れ」「海外派兵許さぬぞ」などと抗議のシュプレヒコールをぶつけました。

2009年05月10日

名護・辺野古米軍基地アセスの準備書に対する意見書

「沖縄・名護辺野古の米軍基地新基地建設を進めるための環境影響評価(アセスメント)の準備書」に対する意見書

(1) 提出者 山下千秋。住所長崎県佐世保市春日町9-30.
(2) 対象の準備書の名称(普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価準備書)
(3) 意見
政府がすすめている辺野古への米軍基地建設計画はただちに撤回すべき。

理由
(1)同建設計画は、グアムへの米軍基地建設計画とパッケージになっている。米国領土への米軍基地建設のために日本国財政を投入するなど、安保条約上も根拠はなく憲法にも反する暴挙である。
そもそも、普天間基地をはじめ沖縄米軍基地は、沖縄県民の土地をブルトーザーと銃剣で強奪してつくったものである。したがって代替基地建設などという条件付きでなく、即刻無条件で返還すべきものである。

(2)本来調査すべきものがなされていないままの準備書ではないか。
沖縄県が求めていたジュゴンや海藻草類などを複数年にわたって調査する、航空機を実際に飛ばしてのデモフライト調査、台風時の調査など行わないままであり、専門家から「いい加減な調査」と批判されている。

(3)ヘリパッド4か所、係船機能付きの護岸、汚水処理浄化槽、給油エリアなど新たな追加施設が記載されている。こうした重要施設・機能強化についての調査を「方法書」に記載しないまま、準備書がつくられるというのは論外であり、方法書からやり直すべきである。

(4)そもそも準備書を作成するにあたって、防衛当局は米側から基地計画の全貌を確認していない。米側が次々と要求を具体化すれば、そのたびにそのまま計画に記載していくというやり方がとられている。今後どんな機能強化がつけ食わるか、全く不明。こんな屈辱的な進め方で準備書は作成されている。絶対に容認できない。

(5)もともと、グアムを海兵隊の新たな拠点とする計画は、日米間で合意した額をはるかに上回る計画だったが、日米当事者はその点をあいまいにしてきた。しかし、オバマ政権は軍事費を圧縮する方針で、特に軍事インフラ分野を大幅に削減している。米軍の要求を満たす展望はない。そうすれば、このまま計画を強行すると、①グアムの新基地を十分に機能させるために日本側の大幅な負担増が求められる。②グアムで海兵隊の所要が満たせない分、沖縄への「再展開」を増やし、「移転」後も事実上沖縄に居座る―といった最悪のシナリオも想定される。
そうなれば、グアムに日本国民の税金で米軍基地をつくった、名護・辺野古にも普天間代替新基地をつくった、しかし、沖縄の基地負担は何も変わらないいうことになる。壮大な無駄に終わりかねないグアム移転忌避の負担、普天間代替新基地建設計画はただちに中止すべきである。

2009年05月02日

海賊対処法の講演

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長崎県平和委員会HPが以下のような記事を発表してくださいました。

4月22日、「海賊対処」法案の衆議院可決かという緊迫する情勢のもと、憲法闘争の前進をめざす学習・討論集会が開かれました。憲法改悪阻止県共同センターと憲法改悪反対ながさき連絡会の共催。
 佐世保原水協理事長の山下千秋さんが講演(以下、要旨)。それを受けて、憲法月間の取り組みについて議論しました。

【ソマリア問題と憲法】(山下千秋)

 ソマリアへの自衛隊派兵は、海賊問題を最大限利用して海外派兵恒久法の突破口とするものであり、憲法明文改憲への重大な既成事実をつくるものだ。しかも法的根拠もなく出動させ暴走する姿は戦前の手法を想起させる。

 政府の世論誘導が功を奏して国民の中に一定の容認論がうまれているが「海賊対処法」は2つの大きな問題点がある。

 第1は、軍隊の出動は正しい解決にならず、むしろ事態を悪化させること。軍隊が対処することで「報復の連鎖」が起き、むしろ海賊件数が増えている。
 国際犯罪である海賊問題の解決は警察力で行うべきだ。日本の海上保安庁はマラッカ海峡の海賊件数を10分の1に減らした実績がある。共同訓練を23回も行い、マレーシアには対策のための行政組織がうまれ、インドネシアでは対応部隊ができた。海賊情報共有センターも設立され、各国の努力で押さえ込んでいる。ソマリアの対岸のイエメンも自衛隊ではなく、海上保安庁の技術支援に期待をしている。

 当初、自民党は自衛隊派兵に消極的だったが米国の要請と中国の派兵で態度を急変させるなど、本気で海賊対策に向きあう姿勢は見えない。海上保安庁の経験を生かし、またソマリア政府の安定を国際援助でめざすことが急務となっている。

 第2は、武力行使を任務遂行の手段として行えるようになること。

 これまで自衛隊の武器使用は正当防衛・緊急避難に限定してされてきた。海賊法案では、他国の船舶を奪う目的で、「接近」「つきまとい」「進路妨害」に対して武器使用を認めている。自衛隊が攻撃を受けてもいないのに発砲すれば、先制攻撃的な武器使用になる。

 ソマリア沖の「海上警備行動」ではすでに対象外の外国艦船の救助活動を行った。なし崩し的になり、歯止めが効かない様相を示している。海賊法案が通れば、世界のどこへでも自衛隊が出動して武器使用も行えるようになる。

 いま戦争体制づくりを進めつつ、憲法改定への策動が急速に強められている。
 北朝鮮の「ロケット発射」事件での「ミサイル防衛」実戦訓練と「国民保護」訓練の強行。国民投票法の準備経費47億円の計上。改憲原案の調査権限を持つ憲法審査会を始動させる策動。
 そして田母神の台頭を契機にした改憲派の結集--田母神氏が引っ張りだことなっているが2つの狙いが見える。ひとつは日米同盟の一体化の中で、将来の戦争に備えて自衛隊員の精神構造をたたき上げること。もうひとつは自衛隊員が国民を啓蒙して歴史認識を変えさせること。

 根本にある日米同盟の本質を暴露してみんなのものにし、共同の輪を広げよう。

【知恵を出しあって運動の前進を】

 共同センターは5月を憲法月間と位置づけて県下自治体との懇談と宣伝活動を力を入れることにしています。そのためにも団体内での位置づけをしっかりして規模の大きな取り組みに挑戦しようと提起がありました。

 参加者からは、「いま生存権の問題が切実。25条からのアプローチが必要」「憲法のいろいろな切り口から、異なる階層へのはたらきかけを強める」「自分のくらしの問題とつながっていることがわかるようなチラシをつくる」など、憲法問題を多くの人の身近に寄せる工夫について意見が出されました。

 また「危機感を持ってこれまでにない取り組みを検討」「地域9条の会と懇談をもち、市内いっせい宣伝行動を」「ふれあい掲示板に毎回、宣伝・企画ポスターをはる」など、多くの人々の目に留まる取り組みの提案も出されました。

(2009年4月23日)